2/18/2016

英語の例文を覚えておくことの重要性

レストランで「予約をしている」と英語で言う時は

I have a reservation under Yamada.

みたいにunderを使うのだ、というポストがTwitterで流れてきた。ぶっちゃけそんなの知らなくてもいいでしょ、と思ってしまった。要は

I have a reservation for 2 at 7.
What's your name?
Yamada!

というやり取りで済んでしまう。underとか知らなくても問題なく生きていける。

こういうシチュエーションはいくらでもある。場面によって適切な英語表現、文章は決まっているのだが、知らなくてもどうにかなってしまう。アメリカに数年居れば上手い具合にやりすごす方法が身についてしまうため、英語力が向上しない。英語力を伸ばしたいのであれば各場面で適切な英語表現を覚えていくしかない。

例えばバーで一番知っておかないといけない表現といえばopen a tabだ。バーで酒を注文した時にクレジットカードで払うと必ず

Would you like to open a tab?
(つけておきますか?)

と聞かれる。酒を頼む度に支払いをしていると面倒なので、最後にまとめて支払いたい時は

Put it on my tab.

と言えばいいし、支払いを済ませたい場合は

I wanna close.

とか言えばいい。

バーにおけるopen or closeのように、各シチュエーションで必ず使われる英語表現というのは無数に存在する。それ以外の言い方をしても意味は伝わるかもしれないが、適当な表現をひとつずつ学んだ方がネイティブとの会話がスムーズにいく。

適切な英語表現、例文をひとつずつ覚えていくのは面倒だがメリットも大きい。英語を話すスピードが格段に速くなることだ。文章は決まってるのだからぱっと口から出てくる。言葉をひとつずつ考えているよりも圧倒的に速い。ネイティブ達は決まりきった表現がしみついており、それをそのまま使ったり少しだけ変えたりしてるから話すのが速い。そのスピードについていくには自分も例文をひたすら覚えていくしかない。



こういう本は日常会話にはもってこいだが、バーとか細かいシチュエーションにまで対応していないので自分で調べていくしかない。研究なら論文を読めばすぐ表現方法が分かるし、スポーツであれば新聞やネットの記事を見ればどういう言い方をしているか分かるだろう。ネイティブが書いた適切な表現を覚えていけば文法の問題もないし、ネイティブにできるだけ近い最適な言い回しができるようになるはずだ。こういう積み重ねをしていかないと、英語圏に住んでいても英語力の上達は望めないだろう。

やらねば…

2/03/2016

2015年に飲んで旨かったビール(香りとコク重視)その2

忘れないうちに後半を書いておこう。

前半はこちら

4. Kolsch Gone A-Rye (Ol' Republic)

コルシュはラガー用の酵母を使い、エールの温度で発酵させる特殊な製法を用いているためか、独特の香りと味がする。その香りと味をどうしても気に入ることができないので、基本的にコルシュを飲むことはない。たまたま先輩がこのビールを頼んでいなかったら、ライ麦コルシュという存在を知ることはなかったと思う。


写真はオークランドのThe Trappist。ベルギービールを多数そろえており、内装もレンガになっており、トラピストの中のような雰囲気を醸し出している。

大麦でコルシュを作るとあまり好きではない香りがするのに、ライ麦でコルシュを作ると自分のストライクゾーンど真ん中の香りに変化する。ちなみにライ麦ビールもあまり好みではない。ライ麦ペールエールはホップとライ麦の組み合わせがあまり良くないと思う。もしくはまだいい組み合わせに出会っていない。コルシュビールもライ麦ビールも好きではないのにライ麦でコルシュを作った時だけ自分のストライクゾーンに入ってくる。

できることなら毎週でも飲みたいのだが、残念ながら飲んだのは一回きりしかなかった。そもそもアメリカではコルシュは売れない。アメリカのbreweryやbrewpubが色々な種類のビールを作るときにたまに入っているくらいだ。もっとライ麦でコルシュを作るbreweryが増えればいいのになぁ。

5. Chainbreaker White IPA (Deschutes)
オレゴン州のクラフトビールで何を飲むべきかと聞かれたら、迷わずDeschutesと答えるだろう。ちなみにDeschutesはディシューツと読み、breweryのそばを流れる川の名前である。Deschutesと言えばPorterが有名で、ロースト感しかないアメリカンポーターとは一線を画すクリーミーさとチョコレート感が売りだ。PorterやStoutが好きな人は是非とも試して欲しい。

今回はPorterではなくwhite IPAを紹介したいと思う。前回のポストでも話したように、軽さとコクと香りのバランスが2015年のテーマだった。Weizen(wheat beer)は小麦の甘さが強すぎて好きではないのだが、このChainbreakerは小麦の甘さが殆ど無く、それでいて小麦のコクを残し、ホップの香りと苦味が効いていて、文句のつけようがない。

Deschutes Breweryは味の全体的なバランスが素晴らしいので今年は他の銘柄も試してみたいと思う



書いてて思ったんだが、シメイの白と似た系統なんだよなぁ。ホップの効いた白ビールって。シメイの白はTripelだしChainbreakerはビターホップ(Bravo、Cascadeなど)で苦味も効かせてるからIPAと言えばIPAで、若干違うということにしておきたい。

6. Pilsner Urquell (タンク入り)

2015年に一番感動したビールは何かと聞かれたら、Pilsner Urquellと答える。それくらいこのビールは衝撃的だった。Pilsner Urquell自体は何年も前からボトルで飲んでいた。近所のバーには常にPilsner Urquellをドラフトで出すところもある。でもタンク入りのPilsnerを飲んだのは去年が初めてだった。





どうやらタンクをチェコから取り寄せているらしい。タンクを開けたのが7/29と書いてあるが、飲んだのは7/31なので、鮮度が抜群に良かったのだろう。また、これを飲んだのがロンドンだったので、より感動が強かったのかもしれない(連日エールばかり飲んでいた)。プレモルもかなり旨いピルスナーだと思うが、完全にプレモルの上位互換だった。



チェコの人はこんなビールを毎日飲んでいるのだろうか。羨ましくて仕方がない。Budvarもボトルで飲んで感動したが、ドラフトで飲むと更に旨いビールなのだろうか。

まとめ

2015年は自分の好きなビールが明確になり、より効率的に好きなビールを探すことができたと思う。2016年は

1. IPA(とホップ)に目を向ける
2. 食べ物とビールの相性を考える
3. チェコの生ビールを飲む

をテーマにしていきたいと思う。

2/01/2016

2015年に飲んで旨かったビール(香りとコク重視)その1

2016年になってしまったが、昨年飲んで旨かったビールをここに残しておきたいと思う。

2015年のテーマは軽さとコクと香りの両立だったと思う。重すぎてもよくないし軽すぎてもつまらない。スタウトは重すぎるけどドゥンケル、ドッペルボックでは物足りない、ポーターはちょうどいいけど面白みがない、そこら辺のバランスがテーマだった。去年飲んで気に入ったビールを列挙すると

1. La Fin du Monde (Unibroue)
2. Almanac IPA (Almanac)
3. Smoked Porter (Alaskan)
4. Kolsch Gone A-Rye (Ol' Republic)
5. Chainbreaker White IPA (Deschutes)
6. Pilsner Urquell (タンク入り)

の6つが特に素晴らしかった。

1. La Fin du Monde (Unibroue)

Unibroueはケベック州の醸造所だが、醸造所の名前よりもビールの方が知名度が高い。フランス語圏だからか、ここのビールは全てフランス語で航海に関係した名前が付いている(La Fin du Mondeはフランス語で世界の終わりを意味する。フランスから見てケベックがフランス語圏の端ということだろうか)。

ここのビールの特徴はベルギースタイルと瓶内発酵ということだろう。ベルギースタイルではあるが、個人的にはベルギーのビールよりもおいしいと思っている。瓶内発酵によるまろやかさ、重すぎず軽すぎない、スパイスのアクセント、全てがバランスよくできてる。La Fin du Monde以外の銘柄(Trois Pistoles, Mauditeなど)も素晴らしいが、若干重いかもしれない。もちろん食事や気分によってはLa Fin du Mondeも軽すぎることもある。



2015年はLa Fin du Mondeを飲んでからテーマが決まったと言っても過言ではなかった。

2. Almanac IPA

IPAは個人的にはあまり飲まない。アメリカ人の考えるIPAはLagunitasのようなとにかく苦いビールというイメージがある。苦いビールは好きではないのでIPAはあまり飲まないのだが、IPAの中にも苦くないビールもある。そもそもIPAの定義が不明瞭なので、IPAに使うビターホップの量は会社によって全く異なるし、ホップの種類によっても苦味は変わってくる。会社によってはペールエールでもIPA並に苦いビールもある。

「IPAが好き」と言っても人によってIPAに対する考え方が異なってくる。個人的に好きなIPAはアロマホップを使った香りのいいビールだ。苦味も欲しいが苦味が強すぎると香りの良さを消してしまう。香りと苦味のバランスが大事になってくる。そんな要求を完全に満たしてくれるのがAlmanacのIPAだった。



あまりスーパーで見かけないのが悲しい。たまにレストランや酒屋で見かける時は必ず頼むようにしてる。IPAに関してはこれさえあれば良いと思ってしまう。あまり出回っていないが、ぜひとも試して欲しい。

市場には出回ってないが、San FranciscoにあるMikkeller BarのTenderloin IPA(もしくはTenderloin Pale Ale)も素晴らしい。爽快感があり苦味が良いアクセントになっている。温度管理も素晴らしい。

3. Alaskan Smoked Porter

Porterは最も好きなビールのスタイルのひとつだが、Smoked Porterを飲んだのは2015年が初めてだった。Porterに飽きるとCoffee Porter, Toasted Porter, Coconut Porter等に浮気したくなる。そんな時に出会ったのがAlaskanのSmoked Porterだった。当時はPorterの濃さが物足りず、しかしstoutの苦味は要らないという我儘なことを考えており、そういう意味でsmoked porterは最適だった。写真は2013年製造だが2008年も購入した。2008年のほうがよりまろやかになっているが、熟成されたというよりは香りが失われてしまった感じがしたので2013年の方が好きだった。



最近はあまり濃いビールを飲まなくなってしまったのだが、料理によってはSmoked Porterを合わせてみても良いと思う。Alaskan以外にもStone BreweringのSmoked Porterもおいしいのでお薦めしたい。

長くなってしまったので、後半は後日投稿します。