10/17/2016

アメリカの良さってなんだろう

先月日本に滞在してた時、床屋のお兄さんに

「アメリカの良いところって何ですか?」

と聞かれて答えに困ってしまった。

ちょうどその時1週間くらい日本にいたので、日本の良さばかり目に入ってきた。

だからアメリカのよくない所ばかり思い出してしまっていた。

物価が高い、家賃が高い、ビザがないと残れない、炭水化物(ごはんパンラーメンうどんetc)のクオリティが低い、おいしい生酒が飲めない、旨い焼肉屋がない、日本食はあるとしても高い、って、金と飯の話ばっかりだな…

床屋のお兄さんには「ビールが旨いことですかねー」と答えておいた。

(日本のクラフトビールもアメリカと同じくらいレベル高いと思う。)

天気が良い(湿度が低い)、炭水化物抜きダイエットがしやすい、ワインが旨い、プロテインが安い、とか言っておけば良かったかもしれない。

アメリカの良さについて、もう少し真面目に考えてみたいと思う。

1.研究の水準が高い
トップスクールなら教授もその分野のトップであることが多いし、ポスドクや学生も世界から集まってくる。そういう人達と一緒にディスカッションをやれば上手い具合に研究が進むこともあるだろうし、幅広いネットワークもできる。

2.突き抜けた人がたくさんいる
昔のルームメイトは「アメリカに長くいる日本人ほど変わった人が多いよね」と言っていたが、いい意味でも悪い意味でも面白い人が多い。日本ではまるで出会わなかったような人に会えるのが面白い。日本人に限らなくても面白いことやってる人は多い。そういう突き抜けた人と会うのは刺激になる。

3.同調圧力がない
日本にいると、自分の価値観が全てだと思っている人に遭遇することが多い。え、お前まだ結婚してないの?そんな歳にもなってまだ勉強してるのかね。早く良い会社に就職して親孝行しなさいよ。そういうことを言う人に囲まれてると自分の本当にやりたいことを見失いやすい。

自分は20代後半の時期をアメリカの博士課程で過ごしてきたから、あんまり周りからのプレッシャーを気にせず自分のやりたいことに集中することができた。年齢に対する考え方も日本はちょっと厳しい。大卒なら22歳、院卒なら24歳から働き始める人が圧倒的で、博士号を取ってから企業に行く人はマイノリティだ。自分なんて30歳なのに独身の学生だから、親戚から白い目で見られているかもしれない。

自分のいる研究室には会社で数年働いて博士課程に戻ってきた人も何人かいる。学士→企業→修士→企業→博士課程という友人もいる。色んな人が居るから年齢を気にすることはあまりないし、多数派少数派という分類も意味をなさない。そういう意味では自分にとってはとても居心地がいい。ラーメンが$16+チップだったとしても、焼肉を食べるところがコリアンBBQしかなくても、アメリカに居る価値はあると思ってる。

「アメリカの良いところは何か」に対する回答は人によって違ってくる。アメリカの飯が好き(移民が多くて色んな国の料理が楽しめるから)という人もいるし、アメリカのアウトドアスポーツ万歳な人もいる(ゴルフ、サーフィン、キャンプなど)。留学に興味がある人は色んな人に聞いてみると良いと思う。自分としては、上の1−3を重視したい人にはおすすめです。あとビールとプロテインもね。

0 件のコメント:

コメントを投稿