ネット上で「英語は間違いを気にせずとにかく話すことだ」といった論調の記事をたまに見ることがあります。昨日の記事でも説明したように、間違いを気にせずはっきり大きな声で話した方が、間違いを気にして自信なさげにたどたどしく話すより、ずっと印象は良いと思います。
とはいえ僕の場合はアメリカに来て既に2年経ちますし、研究のプレゼンで間違いだらけの英語を話したら確実に先生に怒られるので、自信を持ってはっきり話せば許される段階ではないというのが現状です。色々と妥協していた所を直さないと今後スピーキング能力は向上していかないでしょう。ただ最初の1年半くらいは自分の英語の問題点に気を遣う余裕がありませんでした。この半年くらいになってようやくスピーキングを改善しようとする余裕が出てきました。
一番簡単に治せるのは動詞の文法ミスだと思います。主語によって動詞にsをつけるのか、doなのかdoesなのかを間違わずに言えるようにするだけでも苦労しました。今でも間違えることはありますがかなり改善することが出来ました。ちなみに余談ですが中国人はheとsheを間違える(間違えても気にしない?)人が多いように感じます。
それからなるべくきちんとした文章で話すようにも心がけています。日本語でも僕は話すのが遅いので一単語で通じる言葉を選んで発することがよくあります。それを英語でもやることがよくあるのですがそればっかりやっていると文章を組み立てる能力が身につかないのでなるべく主語と動詞のあるきちんとした文章で言うようにしています。
例えば
Do you work in the lab late at night?
を
You work in the lab late at night?
と聞いても意味は通じるのですが直さないといつまでもきちんとした英語が言えなくなる。
When do you think he will be back?
を
Do you think when he will be back?
と聞いても意味は通じるけどこのくらい自然と言えるようにならないと複雑な英文構造を瞬時に理解できなくなる(リーディングやリスニングで)。
ネイティブでも時制の一致や仮定法をきちんと使えないネイティブの人も居るのかもしれないけど、ビジネスやアカデミックな場では通用しないのではないでしょうか。
あとは簡単な単語を使い過ぎないようにもしています。be動詞やdo, have, make, get, takeなどといった基本的な動詞は様々な意味があるのでとても便利です。例えばhaveはdrinkやeatの代わりに使うこともできますし、possess, maintain, hold, obtain, receiveの微妙な使い分けを気にする必要もなくhaveと言ってしまえば簡単に済んでしまいます。
英会話の上達法として「ネイティブの彼女作れば良いじゃん」と僕に言ってくる人は少なからず居ますが、そんな曖昧で実現の難しい方法を取るよりも現実的で着実な方法で頑張って行きたいと思います。
8/17/2014
8/16/2014
英語ははっきり大きな声で話せば印象が2割良くなる気がする
アメリカに来て2年経つわけですが、英語は相変わらずそれなりな感じで、ネイティブや幼少期を英語圏で育った人との差は一向に埋まらないわけであります。
2年間アメリカに居ると色々な日本人と接することができるわけですが、その中には英語が微妙だけどアメリカ社会で生きている人が沢山居ました。
英語が微妙というのは日本語のようにアクセントがなく棒読みであったり、英語特有の発音(アとエの中間の音とかthとか)を使わず日本語の音で言ってしまったり、ネイティブからすると理解するのに苦労しそうだということです。
こんな人でもアメリカ社会でしっかり生きているというのは自分としては心強く感じます。研究室では未だに教授に英語の授業を受けろと言われ、今はキャンパスの外の英語学校でthirtyとthirteenのアクセントと発音を練習したりといった超初歩的なことをやっているわけでして、一体いつになったら教授を満足させられるんだと悩んでいますので。
いや勿論日本訛りの英語のままで良いわけではないのですが、それを直さずに生きている人(ほぼ男性)というのは恥ずかしがらず堂々としているのが印象的ではありました。たとえ英語の発音やアクセントに難があったとしても堂々と話すというのは大事なことだなと最近感じることがよくあります。私は教授いわく「ラボで2番目に声が小さい学生」らしいのでそれも印象を悪くしている一因ではないかと。今の自分がもっと大きな声でハキハキ喋っていれば毎週行う進捗報告でプロジェクトが上手く行っているように見せることも不可能ではないのではないか、期待を抱きつつ、最近では発声を良くしていきたいと思っています。
そもそも声が小さいのは腹式呼吸が上手くできていないからというのが大きな理由でして、丹田に空気が溜まるように息を吸い、時間をかけて吐くというのが良いらしいのですが、まだ効果が実感できてないので間違っているかもしれません。もっと効果的な練習法があるのかも。
まーQualifying Examを受ける頃までには体得していたいと思う次第であります。
2年間アメリカに居ると色々な日本人と接することができるわけですが、その中には英語が微妙だけどアメリカ社会で生きている人が沢山居ました。
英語が微妙というのは日本語のようにアクセントがなく棒読みであったり、英語特有の発音(アとエの中間の音とかthとか)を使わず日本語の音で言ってしまったり、ネイティブからすると理解するのに苦労しそうだということです。
こんな人でもアメリカ社会でしっかり生きているというのは自分としては心強く感じます。研究室では未だに教授に英語の授業を受けろと言われ、今はキャンパスの外の英語学校でthirtyとthirteenのアクセントと発音を練習したりといった超初歩的なことをやっているわけでして、一体いつになったら教授を満足させられるんだと悩んでいますので。
いや勿論日本訛りの英語のままで良いわけではないのですが、それを直さずに生きている人(ほぼ男性)というのは恥ずかしがらず堂々としているのが印象的ではありました。たとえ英語の発音やアクセントに難があったとしても堂々と話すというのは大事なことだなと最近感じることがよくあります。私は教授いわく「ラボで2番目に声が小さい学生」らしいのでそれも印象を悪くしている一因ではないかと。今の自分がもっと大きな声でハキハキ喋っていれば毎週行う進捗報告でプロジェクトが上手く行っているように見せることも不可能ではないのではないか、期待を抱きつつ、最近では発声を良くしていきたいと思っています。
そもそも声が小さいのは腹式呼吸が上手くできていないからというのが大きな理由でして、丹田に空気が溜まるように息を吸い、時間をかけて吐くというのが良いらしいのですが、まだ効果が実感できてないので間違っているかもしれません。もっと効果的な練習法があるのかも。
まーQualifying Examを受ける頃までには体得していたいと思う次第であります。
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