3/25/2013

Don't be shy.

ネイティブの英語が少しずつ理解できるようになると、アメリカ人がどの程度舌先三寸なのかということが分かって面白い。

一つ前のポストでスピーチ中に聞きながら考えられるようになったと書いた。英語が素晴らしくプレゼンスキルも小学校の頃から学んでいるであろうアメリカ人達のスピーチにはそれまではただただすげぇなぁとしか思わなかった。でも今では質問が分からなかった時に横道にそれて論点ごまかしたり自分が理解していないことを上手く隠して言ってるなとか分かったりしてちょっと安心した。彼らは基本的にはconfidentであり、誤魔化しながらconfidentであるというのは日本で25年間育ってきた自分にとっては衝撃的なことだった。

今学期は各学生が数回発表しないといけない授業を受けているのだが、そこにサミュエルというアメリカ人がいる。彼は知識の量も豊富で議論をしていると勉強になることも多いのだが、何よりプレゼンが上手いことが羨ましい。内容がしっかりしていることもさることながら、よく通る声ではっきりと話し、常にオーディエンスを意識しながら説明する余裕が感じられる。彼の場合、舌先三寸というよりはわからないことははっきりわからないと言う。わからないのにconfidentな風貌と大きな声でわからないのに悪い印象を持たせない。これもまたアメリカ式のプレゼンスキルのひとつなのかなと思った。サミュエルがごまかしたりするところは見たこともないし、普段から話していても好青年ということが伝わってくる。

3/24/2013

英語能力経過報告(8ヶ月)

純ジャパで英語に対するモチベーションはかなり低い人間の記録なので他の人はもっと上達してると思うが、自分の記録としてここに残しておくことにする。ちなみに以前の経過報告は以下の通り。

アメリカに来てもそんなに英語が上達しなさそうな件

渡米4ヶ月目の英語能力


●アメリカに来たばかりの頃
ネイティブが何言ってるのかほとんどわからない。言いたいことを上手く言えないので会話も繋がらない。元々口数の少ない人間だけど更に無口な人間になる。

●渡米3ヶ月
なんとなく相手の言いたいことが分かるようになってくる。言いたいことが理解できるとレスポンスもできるようになる。話すと会話が繋がるようになり、話す機会も増える。結果的にリスニングとスピーキングの機会が増える。

●渡米6ヶ月
特にブレイクスルーがあったわけではないが、ネイティブでない人の癖のある英語に対応できるようになってきた。単純にそういう人と話す機会が増える様になってきたというだけかもしれない。

●渡米8ヶ月(現在)
ミーティング中に頭のなかで別のことが考えられる様になった。それまでのミーティングは聞くこと、理解することで精一杯だったのに、聞きながら論理の穴を見つけたり、自分の気になる部分を考えたりできるようになってきた。CPUのコアがシングルからデュアルに増えたような感覚だった。今迄「なんでミーティング中に質問しないんだ」って言われてたけどそれは考える方に頭が回らなかったからであって、これからは多分質問出来ると思う。

まだまだネイティブの言っていることを理解するのは大変だけど、やっとスタートラインに立てたような気がする。授業始まってから何ヶ月経つんだよとか思うけど、これから挽回していくしかない。学位留学する前に語学留学する機会があるなら是非そうした方がいいと思う。バークレーにもサマースクールで英語の授業があったので早めに渡米して授業受ければ良かったかなと若干後悔している。

とにかく自分の中では今がスタートラインみたいに思っているので、これからはもっと積極的に多くの人と話したり英語に触れる機会を増やしたりしていきたい。

3/11/2013

学位留学と人生設計

海外の理系の大学院に行くというのは人生における投資であり、投資したお金と時間などに見合った対価を得られなければすべきではないと思う。アメリカの場合、博士課程は修士課程(博士前期課程)と博士(後期)課程がセットになっており、通常は修士課程後に行われる試験(qualifying exam)をパスしてPhD candidateになるというプロセスがあるため、日本で修士号を持っているから博士課程は3年で良いということはない。そもそも日本のように3年経てば博士号を取れるということもなく、博士号を取るまでの期間は人によって5年~7年程度とばらつきがある。自分が将来やりたいこと、なりたいものが数年かけるほど必要なものなのか、留学前にじっくり考える必要があるだろう。