6/20/2012

出願前に海外の教授にコンタクトを取ることの重要性

海外大学院に出願した人に「教授にコンタクトを取ったかどうか」と聞くと、「コンタクトを取らなかった」と答える人がたまにいます。これは非常にもったいないことだと思うので、コンタクトを取ることの重要性について書いてみたいと思います。

海外の大学のアドミッションプロセスはその大学によりますが、基本的には教授が良いと思ったかどうかで決まるので、特にその学生が希望している研究室の教授がどう判断するかが重要になります。大学によってはオンラインのアプリケーションフォームにどの教授にコンタクトを取ったか、それはいつどういった方法でとったのかを記入する欄が存在します。この欄に教授の名前を一人も書かなかった場合は合格する可能性はかなり低くなると思います。

私が聞いた話では事前に教授とコンタクトを取っていない場合は推薦状を読まないという先生もいらっしゃるようです。また、メールしてみて「今年は学生を取る予定はありません」と返信が来れば、その研究室を志望してもお金があるとかずば抜けて優秀だとかよほどのことがない限り入れないと思います。まぁその「今年は学生を取る予定はありません」というのが「君には興味がありません」という意味かもしれませんが。

6/18/2012

いくら嫌いだからって主張が間違ってるとは言えるのだろうか

Twitter上で喧嘩腰で議論している人を時々見かけますが、時には相手のことをバカとかクズとか言ったりして「この人は面と向かってでも相手にバカとか言える人なのかな…」と思ったリします。ただ、そういうのが悪いと言いたいのではなくて、そういうふうにしているとそれを見ている人の印象を無駄に下げるんじゃないかと思います。

私はできる限りその主張の論理性を評価する時にその人の好き嫌いに左右されないように心がけています。例えば研究でどんなに人格が良くない人であったとしても、その人の主張が正しければそれは他の人と同等に評価すべきであると思うんですよね。論理とは関係ない部分によって誰かを贔屓することは研究でもTwitterでもあってはならないことだと思っています。

ただ、自分がそう心がけていても実際にそれができているかというと怪しいです。ネット上で一部分しか見ていないでなんとなく印象が悪い人と実際に会ってみたらかなり意見が合うということもありました。その方(フォロワーではないです)は性格的に私と合わない部分が一点だけあって、その部分がネット上では増強されていたのであまり良くは思っていませんでした。でも実際会ってみればそれ以外の面もしっかり理解することで「なんだ意外と気が合うじゃん」となった。なるべく好き嫌いで評価しないようにと心掛けていた自分でさえ、嫌悪感でその方の評価を下げていたことがわかりました。

好き嫌いと主張の評価は分離すべきだとしても、人間はなかなかそうはいかないと思います。自分が誰かを評価する時、誰かが自分を評価する時、どうしても好き嫌いは加味されてしまう。だから、Twitterでバカとかクソとか言うのは自分の敵をヒートアップさせる燃料にしかならないように感じます。

相手に対して嫌悪感を覚えたとしても、一旦個人的な感情とその人の主張を切り離してみて、主張だけをみて冷静に判断すれば、Twitter上での罵り合いや、炎上も起こらないと思うんだけどなぁ。もっと良い議論ができると思うんだけどなぁ。

6/12/2012

大学院生による卒論生の指導方針


私が今までに2つの研究室に所属していましたが、卒業研究が上手くいくケースをみていると、卒論生が非常に優秀だったというケースや運が良かったというものもありますが、先輩が後輩を指導しているケースというのもいくつもありました。逆に上手くいかない卒業研究を見ていると単純に学生のモチベーションが足らないこともありますが指導がしっかりしていればもっと上手く行ったのではないかということもありました。


卒論生の指導を行うのは教授などの指導教官ということに形式上はなっていると思いますが、実際に指導を行うべきなのは大学院生やポスドクといった卒論生に近い立場の人達だと思います。先生方は学生全員を指導するとなると一人ひとりの研究を見る時間が十分に確保できませんし、卒論生と同じような研究を行なっている大学院生の方が指導出来る点もあると思います。私は現在博士課程1年で、何人かの卒論生をみてきました。その時の経験や反省点を踏まえてここにまとめてみたいと思います。

卒論生が何が問題点かというと、以下の3つが挙げられます。

1,知識がない
2,経験がない
3,モチベーションがない


ひとつめの知識がないというのは、研究に関する専門知識が足りないことや、装置やソフトウェアの使用方法、発表方法など様々な知識がないことです。これは研究初心者である卒論生にとっては当たり前ですが、教科書や論文をポンと渡せば自分で必要な知識を入れて研究を進めることが出来る学生がいる一方、ひとつひとつ丁寧に教えていかないと身につかない学生もいたりと学生によって様々です。