5/26/2012

ちきりん「世界を歩いて考えよう!」 自分なりの視点で世界を見よう

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!
ちきりん

大和書房 2012-05-19
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50ヶ国以上訪れた経験のあるちきりんが様々な国を旅して考えたことを綴っています。

ちきりんといえば月間150万PVを超えるブログで他のブロガーにないような面白い視点・考察を提供しています。しかし前作「自分のアタマで考えよう」は自己啓発的な内容が主体で、ちきりんの面白い考察が少なめでちょっと物足りなく感じていました(仕事の選び方はものすごい参考になったし自殺原因の考察はブログの記事のような面白いトピックでしたが)。今回の書籍もブログとは違うコンセプトでちきりんのブログのような面白い考察が読めなかったら買うのはやめようかと思っていました。で、立ち読みしたらそんな懸念は杞憂だったので、「はじめに」を読んで即購入しました。

個人的には本書のコンセプトは「はじめに」に凝縮されていると思います。海外に行けば日本で経験しなかったような物事に多々出会います。その時に「へぇ~」とか「ほぉ~」とか感心したり、時には憤ったりすると思いますが、ちきりんは更に「なぜそのような現象が起こるのか、なぜその様な経緯に至ったのか」を深く考察しています。そして物事の背景を悟った時、その国の文化をより深く知ることができ、海外旅行がより楽しいものになるのではないでしょうか。このちきりんなりの考察が本書の最初から最後まで詰め込まれており、その点が他の旅行記とは異なっています。

「はじめに」の考察を読んで、自分の海外旅行を思い出しました。今年の3月に台湾旅行に行った時も歩きながら色々考察してたので、ちきりんの旅行しながら考えるという行為に深く共感することができました。具体的にはその時の旅行記を読んでいただけると嬉しいのですが、例えば「なぜ町中の建造物は黒ずんでいるのか」「なぜマスクをつけている人が多いのか」と考えた時に、どちらも自動車・バスの排気ガスが原因なのではという答えに至ったりする。そういうふうにガイドブックに載っていないようなことを色々考えるのは非常に面白いことだと思います。

5/22/2012

英語ができなくても海外大学院に合格する日本人

TOEFLなどの英語の試験で大学の要求する点数を取るというのは日本の大学生にとってはかなり難しいことだと思います。私が入学予定のUCバークレーはTOEFL iBTなら68点が出願に必要な最低点ですが、Stanfordなら理系修士は89点、博士は100点となっています。大学によってはTOEFLの各セクション毎にミニマムが設定されているところもあります。例えばUCLAはライティング25点、スピーキング24点、リーディング21点、リスニング17点、計87点となり、ライティングとスピーキングが特に苦手な日本人には厳しい内容になっています。

TOEFL iBT 100点となると純ジャパ(海外在住経験のない日本人)にとっては相当きついと思います。日中英トライリンガルの一晴さんは「長く継続的な努力をするか、短い間に血を吐くレベルの努力をするか、好きな方を選びましょう」とおっしゃっていますが、全くその通りだと思います。

私は血を吐くレベルの努力をしなかったから上達しなかったんだ(´-`)

と、は、い、え、英語の点数が学校の要求する点数に届かなくても合格したという例を私は聞いたことがあります。しかも何人も。具体的な大学名は挙げませんが、要求に対して10点以上足らなくても合格したという話も聞きます。これは恐らく中国人や韓国人、その他英語が公用語となっている国の学生ではありえないことだと思いますが、日本人では少なくともそういった例を聞きます。(具体的な話はここで言えないので個人的に訊いてください)