9/17/2011

留学出願準備ってマルチタスク訓練みたいですね

以前からこのブログでは留学のためにマルチタスク処理が必要でしんどいという記事を書いてきたけど,最近も英語学習と出願準備と研究テーマ2つを並行していて頭がポポポポーン状態になってる.TOEFL iBT, IELTSは高い点数が欲しいし,留学準備は奨学金とか教授とのコンタクトとかアプリケーションとかやることが色々残ってるし,研究もやるからには結果を残したい.3週間前は滑り止めのために東大マテリアルの博士課程を受けてたし.

この1年くらいずっとマルチタスクがしんどいと言い続けてきたけど最近は中々うまく回ってるように思う.それは,自分を追い詰めすぎないようになったことが原因だと思う.個人的には今迄ひとつのことに没頭して追い込みまくるスタイルでやってきたけど,マルチタスク処理でもこのスタイルをとって追い込み過ぎると他のことに気が回らなくなる.でも最近は結果は出さないといけないけど追い込み過ぎないという微妙なバランスがなんとなくできるようになったと感じている.そう感じるようになったのは,「英語も成績も研究業績も全て良い人間なんてそんなに大勢はいないだろう」と思うようになったからかもしれない.英語が堪能で(TOEFL iBT110以上),成績がその国のトップ校の上位10%くらいで,修士課程なのに論文を何本も出しているような学生なんて世界にほとんどいない.それだったらどこかが悪くても自分の強みを生かせれば良いんじゃないかと思うようになってから気が楽になり,以前よりもマルチタスク処理が苦にならないようになった.

確かに研究の進みは遅いし結果もちょっとずつしか出てこないけど,それでも現状にある程度は満足してる.英語もちょっとずつやっているので昔よりは上達するようになった気がする.英語は毎日やるのが重要なので,昔みたいに断続的に練習するよりもよほど効果的だと思う.研究も時間が無尽蔵にあるとひたすら実験したりして実は効率的な実験ができてなかったりすることがよくあった.でも時間が限られていると実験を効果的にやろうと思って色々実験条件について深く考えたりするようになるので,意外と進行速度は悪くない.と,言いつつも修論書かなければというプレッシャーがあるけど.とにかく,思ったほどマルチタスクでも効率は下がらないのではないかという気も最近はしている.スケジュール管理には時間を取られるようにはなったけど,管理能力はこれから必要になってくるだろうし,現状にそれほど不満はない.英語の点数が要求に達しないのは少々焦るけど.

出願準備をしていて思うのは,出願準備をしてなかったらマルチタスクをやろうとしなかっただろうということ.もし日本で博士になろうとしていたら極端な話,研究だけやっていれば良い.TOEFL iBT100点以上などという高い英語力は全く必要ではないから英語学習に対するモチベーションもそれほど上がらず,研究に没頭していると思う.奨学金申請・教授とのコンタクト・アプリケーションの用意等をする必要もないからマルチタスクになる可能性は殆どない.もしずっと日本で研究を続けていれば研究成果も研究の知識も海外に出るより多く得られていたかもしれない.研究に集中でき,多くの時間を費やすことが出来るのだから.でも英語は話せないし,事務処理能力の低い人間になっている可能性が高い.勿論日本にいながら英語が堪能で結果を出して課外活動にも精を出している人はいるが,自分の場合必要に迫られないとやらない性格なので,悪く言えば研究しかできない人になっていたかも知れない.そういう意味では出願するという行為だけでも自分にはプラスになったかなと思う.いや,もちろん合格しないと本当に満足はできないですけど.とにかくあと3ヶ月,やるしかない.