4/29/2011

学部卒で留学したほうが良いかもしれない

最近,留学関連で色々な人にメールを送っている.「研究室訪問して良いですか」とか「どんなプロジェクト・研究ができますか」とかを興味のある研究室に聞いたりしている(返信くださった方ありがとうございます).

その中で「うちは学部卒は成績重視,修士卒は論文重視だよ」という返答があった.研究室や先生によって判断基準は違うのだが,この方針は合理的だと思った.結局のところリサーチアシスタント(博士課程の学生)にやってもらいたいことは「なるべく良い業績を残してくれること」だからだ.やはり,論文があったほうが良いなと思うようになってきた.ちなみに回答には「できればAPL以上」と書かれていた(APL(Applied Physics Letters)はアクセプトされるのが割と難しい論文誌).

4/25/2011

2050年の日本の大学

ちきりんが2050年に20代と30代の合計人口は半減するというエントリを書いていた.人口問題は経済に様々な影響を与えるとは思うけど個人的に気になるのは日本の大学がどうなるかだ.主な影響は2つ考えられる.ひとつは今後,学生を獲得できず,経営が苦しくなって廃校になる大学が増えること.もうひとつは学生のレベルが下がることだ.学生の人数が減ればそれだけ優秀な学生の割合も減るわけで,あらゆる大学の学生のレベルは下がらざるをえない.教員に関して言えば,今の10代20代が教授になる2050年は,研究レベルは維持しているかもしれない.しかし,2050年に学生だった人達が研究者となる頃には日本のレベルは絶対的にも相対的にも下がっていそうだ.

解決策は人口を増やすか,海外から優秀な学生を集めるしかない.人口を増やすのは大学ができることではないから,海外から優秀な学生を集めるしかない.海外から優秀な学生を集めるのに成功しているのはアメリカの大学とヨーロッパの一流大学だけな気がする.理由は多々あるけど一番大きく影響しているのは英語だろう.日本が好きだから日本語覚えますという学生しかとらないのと,英語が使えれば勉強も生活もできますという大学の2つがあったら,英語圏の人も英語圏でない人も後者を選ぶと思う.その中には優秀な人が一部いるかもしれない.日本語覚えたくないけど日本に来たいという優秀な人が出てくるかもしれない.いずれにせよ,何か手を打たないと2050年はアメリカ・中国・その他英語圏の一流校と日本の大学の差が一層開くことになると思う.

今の先生方は2050年には先生をやっていないわけで,2050年に問題に直面するのはその時の学生と今の10代20代です.その世代が将来のことを考えずに誰が他に考えるのでしょうか.このエントリが何かを考えるきっかけになれば幸いです.

4/04/2011

MITの一部学科でTOEFL廃止

MITの今年のアドミッションの資料(http://web.mit.edu/admissions/graduate/pdfs/MIT_department_info.pdf)を見ていたら,マテリアルはTOEFLのスコアをやめてIELTSに移行していた.
GRE: general test required
IELTS: Minimum score required: 7
Note: The TOEFL is no longer accepted
(上記URLより抜粋.一部略.)
MITでTOEFLの利用をやめたのは機械,マテリアル,数学科等があるようです.

4/02/2011

留学に必要な能力は英語力でも研究能力でもない

僕はアメリカの大学院博士課程に入るのを目指している大学院生で,今年出願しようと考えています.というわけで,出願のために必要なことをやらないといけない.以下必要なものと自分が達成したい目標を挙げてみる.

成績(GPA)・・・もちろん高いほど良い.特に研究に関係ある授業の成績でAが欲しい.
エッセイ・・・まだ早いかもしれないが考えておく必要はある.
推薦状・・・できれば業界で有名な人か,向こうの教授が知っている人と知り合いだと良い.
TOEFL・・・理系だとiBT100点あれば選択肢が増える.
GRE・・・点数の明確な要求はないが,Verbalで500点くらいは欲しい(個人的な考え).
研究・・・国際会議で発表,論文を投稿,色々な解析・装置が使える等
奨学金・・・向こうの研究室の負担が減るのであると高評価
教授とのコンタクト・・・最低限メールのやりとりは必要.できれば直接会っておきたい.
研究室の選定・・・希望の大学・研究室を決めておく(コンタクトの前に必要)